【読むだけで縮毛矯正が上手くなるブログ】

ブログ Apr 10 2020

久々に読むだけでシリーズいきます!

 

 

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読むだけで上手くなるシリーズ第三弾!!!

 

 

 

今回は縮毛矯正で行ってみます!!!

 

 

 

縮毛矯正って結構苦手な美容師さんも多いのではないでしょうか?

 

 

 

お客様の中でも、美容室で縮毛矯正失敗された〜。。。なんて話もチラホラ聞いたりもします。

 

 

 

縮毛矯正って実は美容師的に結構ハードル高い技術なんですよね。

 

 

 

縮毛矯正は難しい!このブログを読むだけで確実にチョコっとはレベルアップできます!!!

 

 

 

では行ってみましょう。

 

 

 

まず知るためには失敗を知る!!!ココが重要なので!!!

 

 

 

まず縮毛矯正を理解するために、どんな失敗事例があるのかご紹介して行きます。

 

 

 

縮毛矯正の失敗事例

 

 

1.過還元。必要以上のダメージ。ビビりなど
 
2.還元不足。伸びてない。
 
3.薬剤塗布ミス。塗り分けミス。
 
4.アイロン操作ミス。クセが伸びない。ダメージ。
 

 

 

 

 

縮毛矯正の失敗は、だいたいこの4つが原因の場合は主ではないでしょうか。

 

 

逆を言いますとこの4つの失敗原因を全部クリアすれば、確実に仕上がりはレベルアップします。

 

 

 

では上記で挙げた失敗原因を一つづつ解説していきましょう。

 

 

 

 

 

1.過還元。必要以上のダメージ。ビビりなど>

 

 

 

 

過還元。。。要は還元させすぎてしまう状態です。還元させすぎてしまうとどうなるか?

 

まずは髪が痛みます。還元が進めば進むほど髪の痛みは大きくなります。最終的にチリチリの仕上がり。いわゆるビビり状態になります。

 

また、ここが重要な考え方なのですが。過還元は髪の余力を必要以上に削ります。

 

髪の余力を削りすぎると、その部分に再び還元剤をつけるハードルが上がっていきます。つまりなるべく髪に余力を残しつつの薬剤選定と塗布と技術が必要になります。ここ重要です!!!

 

また、頭髪は生え際や頭頂部、ネープ部分など、エリア別で髪質、髪の強度は結構異なってきます。特に毛が細い傾向にある生え際などは注意が必要です。

 

また必要以上の過還元は、不自然なストレート感になります。いわゆる縮毛矯正をかけました!!!と言わんばかりのパッツパッツな真っ直ぐヘアーに。。。理想の縮毛強制は地毛のような自然なストレート感です。

 

つまり還元具合をどれくらい効かせるのか?

 

ここが大切と言うことが分かると思います

 

 

 

 

 

 

2.還元不足。伸びてない。

 

 

 

 

還元不足。いわゆる過還元の逆です。これは単純に髪質に対する薬剤パワーが弱かったのか、放置時間が短かったのか。の原因で結果クセが伸びきらなかった。。。と言う失敗です。

 

これは、なるべく髪を傷めたくない。余力をなるべく残したい。。。と言う心情で、薬剤選定を誤ってしまうことがありがちです。

 

しかしながら、上記の過還元の失敗とは異なり、髪の余力はしっかりと残した失敗なので、直しで再度縮毛矯正をかけることは難しくはありません。

 

冷静に対処できれは、そこまで落ち込むことはない失敗かな?と個人的には思います。つまりは上記、過還元の失敗は結構ヤバイ。。。と言うことになります。自信のない人は、無理に過還元経由の失敗はそれ以上手を付けないのが賢明かと思います。危険です。

 

 

 

 

 

 

3.毛髪診断ミス。薬剤塗布ミス。塗り分けミス。

 

 

 

正確な毛髪診断縮が肝になります。

 

縮毛矯正だけに限らず、カラーリングや、パーマ、デジタルパーマなどいわゆるケミカルメニューには同じことが言えるのですが、施術前における毛髪診断がかなり重要になってきます。

 

縮毛矯正をかけるお客様の大半は根元のリタッチです。

 

根元の状態、そして毛先状態、はたまた生え際の柔らかい髪質のところなど。お客様一人ひとり千差万別の状態をしっかりと見極められる眼力が必要になってきます。

 

髪の状態、これまでの施術履歴などをしっかり把握した上で、毛髪診断は慎重に適材適所の薬剤を間違えるとミスにつながります。

 

そして、塗布技術もかなり重要です。しっかりと薬剤選定ができたとしても、塗布をミスると失敗します。。。

薬の塗りムラ、またリタッチ部分と毛先部分の塗り分けの技術、ここが安定的に出来る技術力が必要です。

 

 

 

 

 

4.アイロン操作ミス。クセが伸びない。ダメージ。

 

 

 

 

縮毛矯正において、最も大切なポイントは確実に薬剤選定、塗布など薬剤関係ではありますが!!!

 

アイロン工程にもスキルは求められます。

 

毛先の仕上がりでの毛羽立ちは、実はこのアイロン操作のミスにおける部分も大いにあるのです。

 

よくあるミスで、強い癖毛をしっかり伸ばしたいあまりに、アイロンの挟む力が強すぎて、必要以上に毛髪を潰してしまうことです。

 

縮毛強制は熱で伸ばします。大体の場合は180度の高熱で伸ばします。

 

熱の力だけで伸ばすのであり、強く引っ張って伸ばすものではないのです。結構アイロン思いっきり引っ張ってる人多くないですかね?

 

アイロンは強く挟みすぎないように、柔らかくでも、隙間は開かないように、なるべくテンションをかけずに、スライドさせます。。。

 

ってコレ。。。   実はめちゃんこ難しいです。笑

 

注意する事は、アイロンでパネルを挟んで、パネルと頭皮の間の毛を指で押して、スルッと押せるくらいのテンションが望ましいです。挟む力が強すぎると、パツッと毛束が動きません。この説明わかるかなあ。。。

 

兎に角。。。しっかり練習しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

以上4つの失敗事例を踏まえての。ここは絶対抑えるポイント!!!

 

 

・しっかりとした毛髪診断!適材適所、エリア別に薬剤パワーを変えましょう!当店の場合はなるべく作業をわかりやすくするために、薬剤パワーを10段階に分けて、レベル1から10まで瓶に作り置きしてあります。また、既縮毛矯正部用に、レベル0と言う全く還元力の無い保護クリームも用意してます。

ある例にしますと↓

全体の根元→LV10     顔まわりの根元(毛が細い所)→LV8    毛先→LV0

と言った感じですね! 

 

 

・もし薬剤選定に迷ったときは、弱めの薬剤に決めた方がいいです。たとえそれで伸びが甘かったとしても、多少は毛髪の余力は残るので後から直すことも可能なので。

 

・的確な塗布技術。また薬剤は塗ったその時から還元は進んでいきますので、塗布スピードが重要になってきます。当店では、塗布前にあらかじめ全頭をブロッキングしてから塗布を始めます。

こんな感じですが。。。ちょっとわかりにくいかな。。。