白髪染めトリートメントはオススメ出来ないという話。

当山隆之ブログ Jan 27 2020

今ネット通販、ドラッグストアにも普通に並んでいる白髪染めトリートメント。

 

 

 

 

「10〜20分置いて流すだけで簡単」

 

「ダメージ無く白髪をカバーできる」

 

「トリートメント効果でツルッツル」

 

 

こんな感じの謳い文句で使っている人も多いようです。

 

 

僕自身お客様にも「オススメの白髪染めトリートメントってありますか?」と聞かれる事が増えてきました。

 

 

正直に申しますと。。

 

 

白髪染めトリートメント自体使って欲しくないのです。。

 

 

 

美容室のヘアカラーと白髪染めトリートメントの違いとは?


 

 

まずヘアカラーと白髪染めトリートメントでは、色を染める方法が全く違います。

 

 

 

 

美容室で行うヘアカラーは、髪の内部から白髪を染める物。

 

 

白髪染めトリートメントは、髪の外側をコーティングする様に色を乗せる物。

 

 

簡単に言うとこんな感じ。

 

 

美容室のカラーはキューティクルを開かせ、髪内部からたっぷりの染料で

染めていきます。

 

キューティクルを開かせる為ダメージはありますが、色のもちはかなり良いです。

 

 

白髪染めトリートメントは外側をコーティングしているだけなので、色のもちが良くありませんが、ダメージはしません。

 

 

しかも最近の白髪染めトリートメントは割と染まるんです。

 

 

通販番組を見て綺麗に染まっててびっくりしましたよ。。

 

 

その名の通りトリートメントなので、染め終わるとサラサラになっちゃう。

 

 

いい事尽くめじゃん。と思うかもしれないですが。

 

 

美容師的には使って欲しくない大きな理由があるのです。。

 

 

白髪染めトリートメントを使って欲しくない理由


 

 

 

先ほど説明したように

 

 

白髪染めトリートメントは髪の外側をコーティングします。(被膜と言ったりもします)

 

 

更に月に1回では染まりが薄い為、月に何度も白髪染めトリートメントをつける事になると思います。

 

 

そうするとコーティングが何層にも重なってしまう状態になります。

 

 

この過度に重なったコーティングが非常に厄介でして。。。

 

 

 

 

 

カラー剤やパーマ液を弾いてしまうのです。

 

 

場合によってはかなり余分に時間がかかってしまいますし、何より狙った仕上がりになりにくくなります。

 

 

その後のヘアスタイルの幅を狭めてしまいかねません。

 

 

基本的にバッチリ白髪をカバーしたい場合、セルフでカラーするのはとてもリスキーです。

 

 

↓被膜するとどうなるか動画にしました↓

 

 

 

最後に


白髪染めトリートメントに限らず、ご自身で染めるセルフカラーは美容師としてはおすすめ出来ません。

 

その後のヘアスタイル(カラー、パーマ、縮毛矯正など)に悪い影響を与えてしまい兼ねません。

 

 

急な用事で美容室に行ってる暇がないけど白髪を隠したい場合は、1回のシャンプーで落とせるマスカラかスプレータイプがおすすめです!

 

 

 

 

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